勝子です。

ステラ・アドラーの「魂の演技レッスン22」を読みました。

内容については、適当に概略するとステラ様に怒られそうなので、特に触れませんが、よかったです。
別に俳優になりたいわけではないですが、感情をうまく扱うヒントになるのではないかと思い。

技術にプライドを持つよりも、職業にプライドを持っていたほうがプロ意識が育まれやすいのではないかな。
技術は個であって、職業は公というか、他人の視点だから、自分の欲や都合を出して10分ぐらい遅れちゃおうとか、適当な仕事をしようという感覚を持たなくなると思います。つーか社会に出たらそれが当たり前なんだよ。いやお前らの当たり前なんかこっちは知ったこっちゃねえよ。人の体はほっとくとすぐさぼり、個人の欲は基本的に楽をするほうに向かっていっていると思うので、つまり個の意識が強いと人はさぼる。

私は演技ができるから、というよりかは、私は俳優だから、というほうが地に足がついている感じがする。

その点私なんかは職業意識が低く個の意識に寄りすぎているので、仕事をしていても午前10時ぐらいに急に無言で席を立って、徒歩十分のところまで普通にラーメン食いに行って帰ってきたりするが。

するがじゃないんだよ。駿河屋じゃないんだから。